トークセッション 〜マルチメディアタクティクス〜
『できるアートコミュニティーを生成せよ!』 北京−福岡−東京

スピーカー紹介

秋田敬明 (あきたたかあき)
P-HOUSE Gallery プロデューサー


高校卒業後、ニューヨークに渡り、映画やイベント、舞台、ダンスなどのプロデュースを手掛ける。帰国後、自室を改造しP-HOUSEギャラリーをオープン(94年)、第一回目の企画展は岡崎京子氏を迎え、オープニングに千人以上を集めたのを皮切りに、有名無名、ジャンルを問わない、斬新なプロデュースで東京のアートシーンに旋風を巻き起こす。96年に現在の恵比寿に移転。ギャラリー&カフェのスタイルで(吉川ひなの氏も遊びに来る)トレンドスポットの一つにも数えられている。P-HOUSEのスタイルは、プロデューサーと作家、そして若者たちの共同作業によるギャラリーづくり、その現場から東京の新しいアートコミュニティーの萌芽が始まりつつあるともいわれている。
現在、立花ハジメ展を開催中。

野知潤一(のちじゅんいち)
New Cyber-Chinatown 主宰

仕事で渡った中国に縁を感じ、齢40で留学。そこで、底知れぬ人間的パワーを持った芸術家たちと出会い、片やインターネットと出会った。この2つの出会いを軸に、北京の今を記録するプロジェクト、Cyber-chinatown が始まった。一昨年のインターネット・ワールドエキスポで展開した氏の試みを初めに、昨夏、インデペンデントな現代芸術展としては最大の動員を見せた王府井でのマルチスライドによるインスタレーションなど、インターネットを軸に様々なマルチメディア表現を用いたプロジェクトを通じ、新たなるアートコミュニティーの萌芽を今、北京で起こしつつある存在である。

1955年福岡県小倉出身。79年東京商船大学航海科卒業後、船舶会社の代理店を経て80年代末よりマーケティングプロデューサーとして活躍、汐留サントリービアレストラン”ジアス”等を手掛ける。95年、仕事で渡った中国に縁を感じ、北京・清華大学へ留学。97年卒業、現在新たな展開に向け準備中。

New Cyber-Chinatown
http://egg.tokyoweb.or.jp/comdex/newcc/new/
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