March 01, 2004

第1回メディア芸術キュレーター会議開催

文化庁メディア芸術祭協賛事業
第1回メディア芸術キュレーター会議

 文化庁メディア芸術祭にあわせて、第1回メディア芸術キュレーター会議(文化庁メディア芸術祭協賛事業)が、同祭の会場である東京都写真美術館にて会期中の3月2日に開催されます。
 高度情報ネットワーク社会の進展に伴い、メディア芸術が新たなアートの分野として大いに注目されています。
 メディア芸術やその周辺領域をテーマにした展覧会やアートイベントが文化や科学としての意義のみならず、様々な面で魅力的な事業に育ちつつあります。
 しかし、新たな分野ゆえに展示や活用方法についてのノウハウがまだ確立されておらず、手探りの状態でもあるため、実際に展示や活用に踏み込めない現場も数多く存在しています。
 これらの問題を解決しメディア芸術の普及を目指すために、各地の美術館の先進事例の担い手達が展示と活用の成果を報告、さらには現状の問題と今後の展開を議論する会議を文化庁メディア芸術祭とあわせて開催するものです。

■主な対象者
* メディア芸術や現代芸術の分野で科学技術やメディアを用いた展示や企画を行っている学芸員
* 美術館や博物館のマネジメント、文化行政に携わっている担当者
* メディア芸術の振興や活用にあたっているNPOなど諸団体の関係者
* メディア芸術に関する調査研究をしている研究者および学生、シンクタンク関係者

■実施概要
主催:CG-ARTS協会
共催:東京都写真美術館
協力:アートデモ

会場:東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内:恵比寿駅下車)
参加費:無料
日時:平成16年3月2日(火曜日)

事例報告(フォーラム): 13:00-15:00 1階ホール(約200席)

全国より4例の事例報告を予定(一般公開:予約は必要ありません)
 事例報告者:
  黒沢伸(金沢21世紀美術館建設事務局学芸員)
  小松崎拓男(広島市現代美術館学芸課長)
  中村伊知哉(NPO「CANVAS」副代表)
  和多利浩一(ワタリウム美術館キュレーター)
 モデレーター:
  森山朋絵(東京都写真美術館学芸係主任)

■今後の展開の構想
1. メディア芸術ならびに関連領域における情報交換とネットワークの場を作ってい
く。
2. メディア芸術ならびに関連領域における成功事例、実施事例をまとめ、文化庁メ
ディア芸術プラザ(http://plaza.bunka.go.jp)を通じて広く情報提供をしていく。

■本件に関する問合せ先
電子メール artdemo@coolstates.com

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第7回文化庁メディアメディア芸術祭受賞作品展
2月27日より3月7日まで東京都写真美術館で開催
主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・CG-ARTS協会)
http://plaza.bunka.go.jp/festival/

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