September 07, 2006

テロリストにならずに済んだ:ウィーンの新酒

秋で私が好きなもの、ウィーンで飲めるワインの新酒

わが府中市と姉妹都市のウィーン13区にはそれだけを
飲ませるための居酒屋「ホイリゲ」というものがあり
クリムトなど19世紀末のアーティストたちの
コンパの楽しみでもあったという

とにかく若いワインは弱発泡で、甘くてかつスムーズで美味く
何杯でもいってしまう

それを高級食材ばかりがなぜか並ぶオペラ座近くの
マーケットでボトルで発見、値段を聞くとリターナル瓶で
1リットル3ユーロ程度、返したら1ユーロ程度のお釣りを
返すという

安い!

さて、リターナルなのか、蓋がアルミ箔しかない
「日本に持ち帰りたいので栓は無いか?」
と聞くと

「こいつはまだ若いからどんどん炭酸を出して
発酵中なので、蓋をすると爆発するぞ

お前はテロリストになりたいのか!?

ウィーン限定新酒ワイン Sturm

オヨよ、今回の帰りは厳戒のロンドン経由
洒落にもならない結末
知らずに持ってったら「たんちゃん」が暴発して
テロリストになるところでありました・・・

このようなグローバリゼーションの時代でも
物理的にそこでしか頂くことができない
すばらしいものがあることを再確認し
残念とばかりに朝からジョッキで飲み干しました

うまい



   

Comment on "テロリストにならずに済んだ:ウィーンの新酒"

うう、うらやましいです。
ウィーンでそんなステキな体験をしていたとは。
また日本で焼酎でもいただきませう。
ではでは

  •   osa-y
  • September 8, 2006 12:49 AM